こんにちは☆
10月に開催されたWWFとd-laboの共催セミナー、d-log.022_1では、
「星砂をみつけよう! サンゴの海の不思議」というテーマでサンゴの魅力について
学ぶことができました。
参加された皆さんと石垣島白保の砂から星砂を探すこともでき、
とても充実した時間を過ごすことができました。
さて、その際のアンケートに寄せられた質問に、
講師の鈴木倫太郎先生にお答えいただきましたので、
ご紹介させていただきます!!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
“QUESTION”
■生物多様性の観点からではなく、サンゴがなくなってしまうことに対しての
リスクは何ですか?防波堤を人工的に作るということは、サンゴには
その役割は果たせないのでしょうか。
―サンゴがいなくなってしまうと、それに伴って魚がや多くの生き物が減少し、
漁獲量の減少や、観光資源が衰退することになり、人間社会にも大きな影響を及
ぼします。そのため私たちの生活において、サンゴがいなくなることは大きなリスクと
捉えられます。造礁サンゴは、防波構造を持つサンゴ礁を形成するので防波堤の
役割を果たします。しかし、大きく異なるのは時間です。人工的な防波堤は短期間で
造ることが可能ですが、造礁サンゴが形成するサンゴ礁は、千年スケールの時間が
必要となります。
■現在、水温の上昇によりサンゴが死んでしまっているとのことですが、
サンゴが水温が高くなった他の海に現れたりというようなことは、ないのでしょ
うか。
―実際に、沖縄よりも北の地域で今まで見らなかったサンゴや魚が、見られるよう
になった地域があります。海水温が上昇することによって、造礁サンゴの生息域や種の
構成が変化する可能性が考えられます。
■サンゴやサンゴ礁はどんな風に、人間と共存しているのですか。
それが失われてしまうと、どんなことが起こってしまうのですか。
―人間はサンゴ礁で採れる魚や海藻を食糧とし、また沖縄では家の周りにサンゴの
骨を積み石垣として利用しています。また、美しいサンゴ礁の景観は、観光資源として
も利用しています。昔から人間はサンゴ礁と共存しながら、多くの恩恵を受けきまし
た。もし人間の活動によってサンゴ礁環境が壊れてしまうと、人間は様々な恩恵を受けら
れなくなります。人間の活動がサンゴやサンゴ礁の環境に影響を及ぼさないことが、
人間とサンゴ礁が共存していく重要な要素ではないでしょうか。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
以上になります。
明日は、d-log.023の「神社経営革新」の開催日です。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております☆
taka